2019年6月13日木曜日

重心とバランス

私の今の趣味は、この歳になってやっと30数年振りにして、
再度出来るようになったラジコン飛行機です。その中でもゼロ戦を自分の操縦で飛ばすのが当面の目標。この写真のゼロ戦は3機目。上級者の支援のもと、やっと飛びました。この飛行機も破損3回、結果、飛ばなかった原因は前後、左右のバランスと重心の適正化を怠っていたためです。

世の中の全ての事はバランスが最も重要だと思っています。特に事業はその時々の事業環境によって微妙に重心位置がずれてきますよね。その結果、微妙に経営のバランスも狂ってきますが、その狂いをいつまでも過去の体験や経験の視点から無理やり頑張っていると、燃費も悪いしいずれ墜落。

気が付いたら早くそのバランス調整と重心位置調整を行う、私のゼロ戦にならないように!(金 修)

2019年6月10日月曜日

メスとWinny

NHKのドキュメンタリーでWinnyを開発、裁判沙汰になった金子勇氏の生立ちを放送していた。そういえばWinny騒ぎ(2004年)があったな?。そして金子氏が42歳の若さで逝去されていたことをその番組で初めて知った。

WinnyはP2Pの先駆けであり、またビットコインの開発者もサトシ・ナカモトという
謎の日本人と言われている。P2Pの対局にあるプラットフォーム事業者は、今やG20などで議題になるほど莫大な利益と影響力を持つ。

当時、Winny開発者の金子氏は罪悪人のように報道されていたように記憶しているが、今となるとその報道は正しかったのかとさえ、思ってしまう。

メスは絶対に必要なもので人の命を助けるが、使い方を誤ると人の命を奪う。この事を肝に銘じたい。(金 修)

GAFA vs BATH

娘が7年前に南阿蘇村に移住しているが、時々ワーケーション?で訪問している。その移動時に読書でも、と本屋で「GAFA vs BATH」という本を見つけた。立教大学ビジネススクール教授の田中道昭氏の著書であるが、今年の4月初版と新しく、米中貿易戦争をIT業界の比較で書かれていて、おもしろい。
GAFAは①グーグル ②アップル ③フェースブック ④アマゾンであるが、BATHとは中国の①バイドゥ ②アリババ ③テンセント ④ファーウェイである。そして
  1)アマゾン VS アリババ
  2)アップル VS ファーウェイ
  3)フェースブック VS テンセント
  4)グーグル VS バイドゥ
と、ビジネスモデルの似ている米中企業のモデル比較を行ってる。
その内容は手に取って読んでみて頂きたいが、勉強不足で特に中国企業は良く知らなかったが、いつのまにかITの世界で中国企業がここまで力をつけてしまったのか!?、と悔しい思いをさせられた。電子立国といわれたた日本をどうやったら取り戻せるのか?(金 修)「

2019年6月8日土曜日

ワーケーション!?

ワーケーションなる言葉?が最近よく現れる。WorkとVacationを組み合わせた造語のようであるが、誰が考えたのだろうか?。不動産業界や航空業界のサイトで多用されているので、ある意味では新たなビジネスを創造したというのかも知れない。

でも、仕事しながら余暇も・・・は個人的には?である。

ITシステム開発のスタートフェーズである要件確認や定義などの際に、会社を離れて合宿をする。アイディア出しやワークショップなどでも、普段のオフィスを離れて泊り込みのプログラムは多い。

そこで、アイディア出しのために田舎や森の中に研修場所があると、皆さんの右脳が活発化されるかと思い、家の近くに良いところがないかと探してみた。

それらしき場所が多くある事がわかったが、一方、このような環境を準備すれば本当にアイディアが沢山出て、創造的な脳の動きが活発になるのか?、と改めて考えてしまった。
 たしかに環境の準備もその一つではあるが、田舎や森の中ではなく、新幹線の移動中にアイディアが良く出るという人もいる。創造的になるための本質的な要素とは?、一度、要素分解や棚卸をしてみる価値がありそうだ。(金 修)

2019年6月3日月曜日

餅屋は餅屋?

シンギュラリティの起こる年が早まっていますが、AIが人間の仕事を奪うという議論や報道が増えています。それより既に起きているのがDisrupterの出現ですね。特に金融や証券などの世界では、スーパーやコンビニ企業が直接銀行業務をネットで行う事が当たり前になってきました。

餅屋が別の事業を行う、これがDX化の怖いところですね。

既存企業が成功体験や利権、法規制で守られていると錯覚していると、DX化によって伏兵によって足元をすくわれます。

全ての企業が、DX化によって攻めの餅屋として何が出来るかを考える必要がある時代であると言えるのではないでしょうか。(金 修)

2019年6月2日日曜日

免許返納とUBER

昨日は孫の運動会があり、愚息の家に行った。昼食時に突然「75歳までに免許は返納しろ!」と・・・。

確かに高齢者の交通事故が絶えない。万一事故があれば親戚一同までが社会的責任や適切ではないが制裁的な事が起き、息子の話も一理ある。

しかし、高齢者とはいえ買物や病院通いなど車は必需品、これが言い訳になるので対策はないか?と同業でもある息子と早速DX化で何が出来るかのワークショップ?を開催。

結果、”団地内UBER”が出来れば高齢者は免許返納が出来ると。団地内の専業主婦などがUBER運転手になってくれれば買物、病院、その他の移動など高齢者にも運転手の主婦にとってもWin/Winになるはず。そして返納も
進むはずとの合意を得たが・・・・。

最大の実現の壁は”法規制”、多分無理だな!となってしまった。

DX化対応には官僚、政治家のセンスが重要かもしれない。
政治家、官僚を対象にワークショップを開催したいものである。(金 修)