2020年5月18日月曜日

接触率30%減とは?

コロナの感染者もやっと減少し、東京都の新規感染者が69日ぶりに0人との報道があった。第2波が来ることは確実で、この間にサービス業を中心に倒産・廃業に追い込まれた。このような経済活動停止の被害を少なくするには、接触を当分押させていく必要があり、その中で「接触率30%減」あたりが現実的な数字かと思った。
 さて、「接触率30%減」とはどうする事によって実現できるのかを考えてみると、結局「あらゆる経済活動の生産性や効率を30%向上させる事!」と同義ではないか!。例えば国会議員を30%カットして、今と同じ仕事をする、公務員を30%カットしても今と同じ業務処理が出来る事などである。、無駄な業務を止め、自動化、IT化などなど日本が遅れていることをこの機会に本気で取り組むこと。この事によって産業構造が大きく変貌し、一時的には無くなる業界や業種、仕事が出てくることは未来のためには仕方ないと。

2020年5月16日土曜日

実は羽織袴に脇差だった!?

やっとやっと日本でも本物のIT革命が具体的に起きるか?
コロナ感染者の国としての実態把握、給付金の事務処理など海外のIT先進国からすると笑い物だ。外見や口ぶりだけは先進国と思われたこの国は、衣の中は実は羽織袴に脇差を差した昔のサムライだったということなのかも知れない。

両利き経営

『不確実 性 の 高い 探索 を 行い ながら も、 深化 によって 安定 し た 収益 を 確保 し つつ、 その バランス を 取っ て 二兎 を 追い ながら 両者 を 高い レベル で 行う こと が、「 両 利き の 経営」 で ある。』チャールズ・A・オライリー; マイケル・L・タッシュマン. 両利きの経営―「二兎を追う」戦略が未来を切り拓く  より

ここでは、二兎とは「深化」と「探索」と定義され、特に探索がないがしろにされていると提言している。
 成功体験が災いし、折角技術などの資源を有していながら、探索を怠りもしくは探索結果を実行に移すことを怠ったために、消滅もしくは経営難に陥ると。逆に探索とその結果に真摯に向き合った企業はより成長しており、その典型例がAmazonとか。

CXとは!

 『「 コーポレートトランスフォーメーション( C X)」 こそ が、 D X に 立ち向かう 本質的 な 解』冨山 和彦. コロナショック・サバイバル より
今回のコロナ禍が一段落しても、感染前と同じ経済活動(形態?)、が動き出すとは到底考えられない。良きにつけ悪しきにつけ、今回の禍によって本当に必要なモノやコト、無くても我慢できるモノやコト、もっと良いモノやコトに皆が気付かされてしまった。所謂本当の「顧客価値」が示された。という事は、「これからなお一層成長する事業」、「淘汰される事業」、そして「新たに求められる事業」など産業構造が大きく変わる。それに従ってCXを本気で考え、対応していかなければならない。

10G?推進国家プロジェクトを!

コロナ禍で日本のITが決定的に遅れていることが、具体的な例示としてテレワークや教育関係、そして最も典型的な例は行政全般!である。特にシンガポール、韓国、そして台湾などとの差が何故こうなってしまったのかと。
 いずれにしてもテレ○○に必須の基盤は通信基盤である。もう5Gは中国などに水を開けられているので、それこそ6Gならぬ10Gなどリニアカーならぬ超高速度通信基盤などの国家プロジェクトを起こし、世界最先端のテレ王国を目指す絶好のタイミングのように思う。

OMOとは?

OMOとはOnline Marge Offline の略であり、オンライン と オフライン の 主従逆転が起きているとの紹介が「藤井 保文; 尾原 和啓. アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る」されている。日本のOnlineはあくまでこれまでの物理的なOffline形態の補完であり、これでは事業構造の根本的な変革は起きえないと!。
 コロナ禍の中で、これまでの飲食店や有名店、回転寿司までがネットでテークアウトを始めたりしているが、この事は多分コロナ禍が収まるまでの避難策と考えているだろう。が、果たして避難策のままでいる事が出来るだろうか?。この事を本質的に考えさせられる概念がOMOかも知れない。例のピザ屋や寿司の〇の皿などは配達が間に合わないようである。逆に〇の皿が物理的な店舗を出店するかも知れない。その物理的な店舗の意味とは何か?

物理店舗なのにスマホで注文?

小伝馬町に、物理店舗なのに何故かオーダも勘定もスマホの店がある。若い店主であったがその理由を聞いてみたら、あくまで経費削減との事であったが、このコロロ禍の中ではむしろこの事がアドバンテージになって、テークアウトなどスムーズに行っているのではないだろうか?

ギャザリング テーブル パントリー

https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13214888/

コロナ禍の怖さ?とは!

100年に一度の禍、リーマンより大きな禍とか言われている中、この事はこれまでの産業構造を根本から変え、勝組とか負組とかがより現実になっていくように思う。しかし特に怖いのは「疑勝組」が実は負組だったという事が顕在化する事だ。この疑勝組の傘の中に組み込まれている産業やそれに所属している人々はそれに早く気付き、行動を起こさなくてならないかも!